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2014年10月9日木曜日

「父と子」"Father and Son" by Cat Stevens




この歌はキャット・スティーブンスの歌のなかでは一番好きな歌です。
とても考えさせらる歌でもあります。それは、Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/Father_and_Son_(song) に "as part of a proposed musical project with actor Nigel Hawthorne called Revolussia, that was set during the Russian Revolution; the song was about a boy who wanted to join the revolution against the wishes of his father(俳優のナイジェル・ホーソンが出演することが決まっていた「Relovussioa」というミュージカルのために書かれた曲で、舞台はロシア革命、父親の意に背いて戦争に行くことを志願する息子のことを書いた歌である : 拙訳)" とあるとおり、父と息子の葛藤やすれ違いといった普遍的な世代間のテーマとともに、ロシア革命(戦争)に対する想い、それが人々に(親子に)どのように影響しているかを反映しているから。最初は、メロディやビデオクリップがすばらしいので好きになりましたが、高音部が息子を、低音部で父親の心情を表現していることや、この詞の背景など、作品について知るにつれ、ますます好きになった曲です。

It’s not time to make a change (今は何かを変える時じゃない)

Just relax, take it easy (リラックスして、気に病まないことさ)
You’re still young, that’s your fault (あいにく、お前はまだ若い)
There’s so much you have to know (いろいろと学ばなければならないことが沢山あるのを気の毒に思う)

Find a girl, settle down (いい娘を見つけて、身を落ち着けたらいい)

If you want you can marry (何なら結婚したっていい)
Look at me, I am old (わしを見てごらん。年は食っちゃいるが)
But I’m happy (それでも幸せだ)

I was once like you are now (わしも昔はお前みたいだったよ)

And I know that it’s not easy (だからしんどいってことはよくわかる)
To be calm when you’ve found (とても落ち着いていられないよな)
Something going on (何かただならぬことが起きているとわかったときには)

But take your time, think a lot (だが、時間をかけて、十分に考えるんだ)

Why, think of everything you’ve got (どうしてなのか、自分が持っているものすべてに関しても)
For you will still be here tomorrow (明日になったら、お前はまだいるだろうが)
But your dreams may not (夢はもうなくなっているかもしれない)

How can I try to explain (どうやって説明したらわかってもらるんだろう)

When I do he turns away again (説明しても、背を向けて行ってしまうし)
It’s always been the same (いつも同じさ)
Same old story (同じことを繰り返し言われるだけ)

From the moment I could talk (話すことを覚えた頃から)

I was ordered to listen (話を聞けと言われてきた)
Now there’s a way and I know (でも今なら道がある、わかってるんだ)
That I have to go away (遠くへ行かなくちゃ行けないってことが)

I know I have to go (そう、遠くへ行かなくちゃ)


All the times that I cried (僕が泣いているときずっと)

Keeping all the things I knew inside (わかっていたことを胸のうちにしまい込んでた)
It’s hard, but it’s harder to ignore it  (大変なのはわかってる。でもそれを無視し続けることのほうがずっと辛い)

If they were right, I’d agree (あっちが正しければ同意するさ)

But it’s them they know, not me (でも、彼らが知っているのは彼らであって、僕じゃない)
Now there’s a way and I know (今ならひとつ方法がある)
That I have to go away (それは僕が遠くに行くことなんだ)

I know I have to go (僕は行かなくちゃいけないんだよ)

2014年6月2日月曜日

「ワイルド・ワールド」“Wild World” by Cat Stevens


この曲は、じつはもともとキャット・スティーブンスのものとは知らなくて、Mr. Bigというバンドがカバーしたバージョンで知りました。20年以上前になりますが、Maxi Priestというレゲエのアーティストもこの曲をカバーしており、当初は単純に「いい歌だなぁ」とおもっていました。昔よりも英語がわかるようになって、あらためて歌詞を見直してみると、

But if you wanna leave, take good care

(それでも君が行くというのなら、くれぐれも達者で。)

I hope you have a lot of nice things to wear

(きれいな服がたくさん着られるといいね。)

But then a lot of nice things turn bad out there

(でも、素敵なことが悪く不愉快なことに転じてしてしまうことだってたくさんあるんだ。)
特に若いころは人生の大変さ、というか、責任をもって生きていくことの重さがわかっていないから、安易に考えてしまいがち。自分もそうだったけど。正直、もう一回やれと言われたら嫌だわ・・・。

あんなにすてきだと思ったのに、Intentionはよかったのに、とんでもないことになったり、とんでもないことに巻き込まれてしまったり・・・。


You know I've seen a lot of what the world can do

(世間がどういうものなのか、僕はずいぶんと見てきた。)

And it's breaking my heart in two

(苦労するのがわかっているからつらいんだ。)

Because I never wanna see you a sad girl

(君が悲しむ姿を見たくないから)

Don't be a bad girl

(何があっても悪い娘にはなったりしないでおくれ)
年頃の娘がいる親にしてみれば、心配でたまりませんね。
キャット・スティーブンスに娘がいたかどうかわかりませんが、(ここでは「自分のことを歌っているんだと思います」と冒頭で語っています。)
But if you wanna leave, take good care
(どうしても出て行くというなら、せめて自分を大切にするんだよ。)

I hope you make a lot of nice friends out there

(行く先々でたくさんのいい友達ができるといいね。)

But just remember there's a lot of bad and beware

(でも、悪人もたくさんいるってことを覚えておいて。油断しないで。)

I'll always remember you like a child, girl

(僕は子供のような君をいつまでも覚えているからね。)

親戚のおじさんとか、そういう立場で、自分が小さいときから面倒を見てきた女の子が大きくなって違う土地へ旅立つとか、そういう状況を私はイメージしています。


残念ながら人生は「粥やジャムではできていない」。そして、ある人が言うには人間には「だます側」と「だまされる側」しかいないんだそうで・・・。


むごい事件も後を絶たないなかで、子どもを社会に送り出すのは不安ですよね~。命を落とすことだってあるんだから。本人たちは十分に知っているつもりだけど、じつは、どんな目に遭うかつゆ知らず。世間の厳しも知らず、悪者がうようよいることも知らない。経験を積んだ大人になってからでも痛い目に遭うことはあるくらいですからね。Wild Worldだな、とつくづくおもいます。


若いみんな、がんばれー! 世の中、年齢に関係なく、がんばってる人が一番えらい、と私は思うから。